株式会社KIGAI

【事業再構築補助金採択事例】株式会社パンハウスの挑戦ストーリー

コラム

第12回の事業再構築補助金に見事採択された、株式会社パンハウス吉田様に、創業経緯や事業内容、補助金にかける思い、そして新規事業へ挑戦された気概について詳しくインタビューさせて頂きました。

株式会社パンハウス様の事業内容について教えていただけますでしょうか?

吉田様:株式会社パンハウスは、東京大学松尾研究室発のAI事業を展開するスタートアップ企業であり、ビジネスの観点から示唆を提供できる技術力の高いメンバーで構成されているのが特徴です。

吉田様:事業内容としては主に3つあり、AIソリューション事業、プロダクト事業、生成AI研修事業を行っています。1つ目のAIソリューション事業では、東大松尾研の強みであるビジネス観点の切り口で、個社の問題に対してAIでどのように解決するか、またそれをどのようにしてビジネスに応用するかというところまでサポートしています。2つ目のプロダクト事業では、1つ目のソリューション事業を行う中で、同じ業界でさらに応用できる技術をプロダクト化し提供しています。

吉田様:3つ目の生成AI研修では、近頃生成AIが身近になってきている中で、その活用方法に興味を持った方々を対象に研修を行う事業であり、当社でも右肩上がりの事業となっています。株式会社ジェイアール東日本企画(jeki)株式会社NTTデータをはじめとする大手企業に対しても研修実績があり、信頼と高評価を得ています。

貴社の経営理念(ミッション・ビジョン)について教えていただけますでしょうか?

吉田様:”未来の「目」を作る”これが私たちのビジョンです。当社の得意分野としては画像AIを駆使した課題解決であり、例えば工場のベルトコンベヤーに缶がたくさん並んでいる状態を撮影し、その画像の中から缶にある傷を自動で検知するといったような、人の「目」に代わるような技術を用いて、お客様の未来を見据えたソリューションを提供し、成果へと繋げていきます。

貴社の創業当時の経緯や思いについて教えていただけますでしょうか?

吉田様:社会に様々な課題を抱えている方がいる中で、私たちの得意分野であるAI技術を実装することでソリューションを提供し、社会貢献をしていきたいという思いから創業いたしました。

吉田様:AI市場の現状としては、誰でも比較的容易に習得できる生成AIがトレンドとなっており、本来当社で注力したい専門性の高いAIソリューション事業やプロダクト事業を拡大するには、まだ社会のAIリテラシーが追いついていないと見ています。そのため、当社の今後の事業展開としては、まず生成AI研修事業を強化し、人々のAIに対する理解度を高めた上で、個々の課題解決にはより専門的なAI技術が必要だという気づきやニーズを生み出し、当社の本領を発揮できるAIソリューション事業やプロダクト事業へと繋げていきたいと考えています。

補助金を知ったきっかけについて教えていただけますでしょうか?

吉田様:補助金を知ったきっかけは、KIGAIからのメールと東京都商工会からの案内手紙でした。補助金を活用しようと思った理由としては主に2つで、システム開発費が補助対象になることと、補助金額の大きさです。当社のような規模の会社でも1,500万円~2,000万円ほどの補助金が出るのは大変有難いことです。

吉田様:また、もともと新規事業を検討していた際に、タイミングよく補助金の案内をいただいたので興味を持ったという経緯もありました。

補助金活用検討時の貴社の状況について教えていただけますでしょうか?

吉田様:創業当初からAI技術で画像モザイク処理を行うプロダクトをコツコツ開発していたのですが、昨年、動画関連の会社と繋がったことをきっかけに、モザイク処理プロダクトを改めて新規事業として確立させていこうという話が進んでいました。最近は生成AIのサービスが普及してきていますが、ニーズヒアリングをする中で画像AIのサービスはまだ弱いという声が多かったため、当社の得意分野である画像AI領域では今後も十分に競合に対抗していけると考えていました。

吉田様:しかし、新規事業としてモザイク処理を行うアプリケーションを製作する際、当社の強みはAI開発技術ですが、リソース不足もあり、アプリ自体のUI/UXの開発はどうしても外注せざるを得ない状況でした。そこで、システム開発費として補助金を活用できるのではないかと検討し始めたという流れになります。

補助金活用に向けて不安・心配だったことについて教えていただけますでしょうか?

吉田様:過去にものづくり補助金に採択された経験があるため、今回の事業再構築補助金の採択前にはあまり不安はありませんでしたが、採択された後の複雑な手続きや提出物の対応を行うことには不安がありました。

吉田様:また、以前のものづくり補助金の際は他の代行会社に申請を依頼していたのですが、その後に数回だけ代行会社を使わずに自身で補助金申請を行ったことがあり、それらが全て不採択だったため、改めて補助金対応を専門とする会社に申請を依頼することの重要性を感じておりました。

補助金採択後の変化について教えていただけますでしょうか?

吉田様:AI事業については好調に進行中で、アプリ開発についてはリリースに向けて外注先と要件をまとめながら着々と準備を進めているところです。実際、補助金申請が採択されたことによる安心感は大きかったです。資金面での不安が減ることで、新規事業にも思い切ってチャレンジすることができているので、会社全体の雰囲気もとても良好です。

株式会社KIGAI社へ依頼した理由や、感想、魅力について教えていただけますでしょうか?

吉田様:他社と比較した際に、KIGAIの場合は依頼費用が安いのが魅力的でした。また、最初の案内メールにて、当社の事業内容を把握したうえで「システム開発にも補助金が使える」という情報を踏まえたメッセージを送ってもらえたため、その時の当社のニーズと合致し、依頼をすることができました。

吉田様:実際に申請における作業が始まってからは、当社側で準備が必要な資料などの指示がとてもシンプルで分かりやすく、私たちの作業も多くなかったため、かなり進めやすかったと感じています。

今回採択された補助金を活用して、事業をどのように伸ばしていきたいか、展望や意気込みについて教えていただけますでしょうか?

吉田様:当社でできないものは国内の他社でもできないだろうという、私たちの技術力に対する自信があります。当社の技術を必要としている方々が市場には多く存在すると確信しているので、サービスやプロダクトの販売方法さえ間違えなければ売上はしっかり伸ばしていけると考えています。

吉田様:また他社との差別化ポイントでもある、高度な技術力のみではなくAI活用をビジネス戦略に落とし込んで提案までできる優秀なメンバーが集結しているという点を強く売り出し、技術力とビジネスコンサルティングの両輪で、より個々のお客様のニーズに寄り添いながら事業を展開していきます。

新しい挑戦をされる企業に向けて、メッセージをお願いします

吉田様:”社会のニーズ”を探すことが重要だと思っています。世の中に素晴らしい技術はたくさんありますが、実際のところ使用者側の目線で作り込まれていないため頓挫してしまうプロジェクトを何度も見てきました。そうならないよう、「社会のニーズをしっかり把握し、それに応じて自社のサービスやプロダクトを作り上げる」という事を大切にするのが良いのではないでしょうか。

株式会社パンハウス様について

会社名:株式会社パンハウス
代表取締役:岡本 弘野
所在地:東京都文京区本郷6-25-14宗文館ビル3階
設立:2021年4月20日
会社HP:https://panhouse.jp/
業務内容AIソリューション事業(主に画像AI)、生成AI研修、自社サービス開発

株式会社KIGAIについて

中小企業が新しい挑戦をするためにはまず資金の工面から取り組む必要があります。
株式会社KIGAIでは、新規事業を実現するにあたり必要となる資金調達を補助金獲得に特化してご支援することで、中小企業のみなさまの夢を応援しています。

補助金に関して気になることや、お悩みがあれば気軽にご相談ください。

関連記事